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主人公・ドミノは9人目の大魔法使いとなりました。
しかし、グリモアで暮らす他の大魔法使いたちは魔法を学問ではなく、出世するための道具としてしか見ていません。ドミノはそんな彼らに嫌気がして、ひとり帝都を離れ、辺境にある1000年以上昔から建つと言われる「黒の塔」に住むことを決意します。
しかし他の大魔法使いたちが、そんな勝手を許すはずもありません。
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彼らはそれを許す条件として、ひとつの課題を持ちかけてきました。
“3年間で、一人前の魔法使いを育てること”
通常魔法使いになるには、何十年もの修行が必要です。
しかも彼が育てることになった二人――、
アリア・ヴァンクリフとカヤ・シャビエは、魔法院でももてあましていた、ひと癖もふた癖もある女の子たち。
「むちゃくちゃだ…」
果たしてドミノは、この難題をクリアすることができるのでしょうか…? |
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